3列シートの輸入車には魅力的なモデルがたくさん

3列シートの輸入車の特徴

近年、3列シートを搭載した輸入車が徐々に増加しており、魅力的なモデルもたくさん登場しています。

日本で販売されている3列シートの輸入車は、ミニバンではフォルクスワーゲンのトゥーランやシャラン、メルセデスベンツのVクラスが有名です。

一方、SUVはメルセデスベンツのGLB･GLE･GLS、BMWのX5･X7、アウディのQ7、ランドローバーディスカバリーなどで、多くのメーカーが3列シートのモデルをラインナップしています。

3列シートのモデルがたくさんありますので選択肢は豊富で、それぞれの好みに合わせて選べるのが特徴です。

3列シートのメリット、デメリット

3列シートのメリットは、普段はシートを収納してトランクとして使っていても、いざというときには7~8人乗れるという点です。

常に3列目のシートを使用する人は少ないと思いますが、時々たくさん人を乗せる機会が多い人には大変便利です。

一方、デメリットとしては、3列目シートを使用するとトランクがとても狭くなる点で、7人乗って旅行などに行くというのは難しいです。

また、多くの車では、3列目はあまり広くないので、長時間の移動には向いていないというデメリットもあります。

そして、3列シートを搭載している輸入車は、ボディが大きなモデルが多く、取り回し性があまり良くないのもデメリットだといえます。

おすすめの3列シートの輸入車

おすすめの3列シートの輸入車1台目はフォルクスワーゲン･トゥーランはです。

トゥーランはミニバンタイプで、ボディサイズが全長×全幅×全高：4,535mm×1,830×1,670で、3列シートの輸入車の中では比較的コンパクトなので取り回し性に優れています。

エンジンは1.4Lガソリンターボと2.0Lディーゼルターボで、価格はガソリンが4,056,000~4,435,000円、ディーゼルが4,256,000~4,596,000円となっており、3列シートを搭載したモデルとしてはリーズナブルです。

また、ディーゼルエンジンは経済的ですので、長距離ドライブが多い人にもおすすめのモデルです。

特に、国産車のミニバンでディーゼルエンジンを搭載したモデルはありませんので、貴重な存在だと言えます。

おすすめの3列シートの輸入車2台目はメルセデスベンツ・GLEです。

GLEはセダンのEクラスがベースのSUVで、現行モデルは2019年に登場した比較的新しいモデルです。

ボディサイズはかなり大型で全長×全幅×全高：4,940mm×2,020×1,770となっており、特に全幅が2mを超えるのが特徴ですが、3列目も比較的広々しています。

エンジンは2.0Lディーゼルターボと、直6･3.0Lのガソリンターボとディーゼルターボが設定されています。

価格は2.0Lディーゼルターボで9,640,000円、3.0Lディーゼルターボで11,380,000円、3.0Lガソリンターボで11,830,000円となっています。

かなり割高な価格設定ですが、装備は豪華でゆったりした高級な乗り味ですのでおすすめのモデルです。

おすすめの3列シートの輸入車3台目はBMW･X5です。

X5は５シリーズをベースに開発されたSUVで、メルセデス・GLEのライバルに当たるモデルです。

ボディサイズは全長×全幅×全高：4,935mm×2,005×1,770で、GLE同様かなり大きなボディサイズです。

エンジンは直6･3.0Lディーゼルターボと3.0Lのガソリンプラグインハイブリッド、V8･4.4Lガソリンターボの3種類が設定されており、ディーゼルターボにのみ、オプションで3列目のシートを装着できます。

価格はディーゼルエンジンで9,380,000~10,360,000円、プラグインハイブリッドで10,280,000~11,180,000円、V8で13,610,000円となっています。

3列シートはオプションですが、それを考慮してもX5の方がGLEより割安な価格設定ですので、魅力的なモデルです。

まとめ

以上、3列シートを搭載している輸入車について紹介してみました。

3列シートを搭載しているモデルは、どうしてもボディサイズが大きくなる傾向があり、狭い日本の道路では取り回し性がイマイチですが、3列シートが装着されているとたくさん人を乗せるときには意外と重宝します。

また、価格がどうしても高くなってしまう傾向があり、1,000万円を超えるモデルが多くなります。

しかし、GLEやX5はその分、車内はゆったりしており3列目もあまり狭くはなく、乗り味にも高級感がありますので、長距離ドライブをする機会が多い人にはおすすめのモデルだと言えます。