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洗車の頻度はどのくらいが良い?

洗車の頻度ってどのくらいが良いの?

車を綺麗な状態に保つため定期的に洗車をする人も多いと思いますが、月に1度くらいの間隔が行っている人が多いようです。

しかし、車を使っている環境によって洗車の頻度は様々で、屋内の車庫に保管して、あまり乗らない人であれば2ヶ月に1度くらいの洗車で十分ですし、屋外に保管している人であれば2週間に1度くらいの間隔で洗車する人もいると思います。

近年、塗装技術は大幅に向上しましたので、雨の中を走行して車が汚れても、月に1度くらいの洗車で十分だといわれています。

洗車を行うタイミングはいつ?

洗車を行うタイミングはいつでも良いというわけではなく、いくつかポイントがいくつかありますので紹介します。

「曇り空」の時

洗車は晴れた日にするのが良いというイメージがありますが、それは逆で、曇っているときや朝・夕など太陽の光があまり当たっていない時にするのがおすすめです。

理由は水が蒸発してしまうためで、ボディの上で蒸発した水が水垢になってしまうことがあるからです。

この水垢を除去するのは大変で、ボディに傷を付けたりコーティングの効果が薄くなったりするので注意が必要です。

また、ボディに付着した水は曇っているときでもすぐに拭き取るようにするのがポイントで、これで水垢の付着を防げます。

風が強くないとき

風が吹いていると砂埃などが飛び散ってボディに付着しますが、この状態でスポンジでボディを洗ったり、タオルで水を拭き取ったりするとボディに傷がつきます。

洗車をするとき、まず最初にボディにたっぷり水をかけることが重要と良く言われますが、これは砂埃などをしっかり洗い流す効果があるからです。

また、洗うときはスポンジに力を入れてゴシゴシするとすぐにボディに傷がついてしまいますので、力を入れず優しく洗うのがポイントです。

洗車の頻度に関係なく行った方が良いとき

洗車の頻度は月に1度くらいの間隔で十分ですが、それ以外でも車を長持ちさせるために洗車をした方が良い時もあります。

融雪剤が散布されている道路を走行したとき

雪道や凍結路では、融雪剤を散布して凍結を防止していますが、この融雪剤は塩化カルシウムと呼ばれるもので、これがボディに付着すると白くなり、塗装が痛みやすくなります。

雪国では、この融雪剤がたくさん散布されていますが、あまり雪が降らない地域でも気温が低くなるときは時々散布されることがあり、融雪剤が散布されている道路を走行したときには、洗車をしてボディを綺麗にすることをおすすめします。

また、車の裏側にも融雪剤はたくさん付着しますが、これは錆びの原因になりますので、春になったらディーラーなどに行ってスチーム洗車をしてしっかりケアすることも重要です。

黄砂がボディに付着したとき

春になると黄砂がやってきてボディにも細かな砂が付着しますが、これもしっかり洗い流しましょう。

しかし、黄砂がボディに付着しているままスポンジなどで洗うとボディに傷がつきますので、事前にしっかり水をかけて洗い流してから、洗うのがポイントです。

虫がボディに付着したとき

郊外の道路や高速道路を走行すると、車の前方やフロントガラスにどうしても虫の死骸が付いてしまいますが、これをそのままにしておくのは良くありません。

虫の死骸がこびりついてしまうと、シミになってボディが変色してしまうこともありますので、その都度洗い流すようにしましょう。

また、スポンジなどで洗っても上手く洗い流せないことがありますが、この時はぬるま湯をボディに少しかけると綺麗に流れます。

まとめ

以上、洗車の頻度などについて紹介してみました。

洗車の頻度は人それぞれですが、最近は塗装の質が向上したこともあり、月に1回くらいのペースで十分だといわれていますので、多少車が汚れていてもあまり気にしなくても問題はなさそうです。

一方、洗車を行うタイミング、は曇り空の時や風が強くないときがベストで、これにはしっかり理由がありますので注意した方が良さそうです。

そのほかにも、融雪剤が散布されている道路を走行したとき、黄砂がボディが付着したとき、虫の死骸がボディに付いたときなどは、その都度しっかり洗車をすると車も長持ちしますので、ぜひやってみましょう。

ところで、洗車の際にガソリンスタンドなどにある洗車機を使うとボディに傷が好きやすくなるというイメージがありますが、これは実は間違いです。

ボディに細かい傷が付く原因は、砂埃などが付着した状態のままスポンジなどで洗うためですが、洗車機はまず最初にたっぷり水をかけますし、水をかけながら大きなスポンジで洗いますので、ボディに傷がつきにくいといわれています。

ですので、自分で洗車をする人は、まずボディにたっぷり水をかけ力を入れず優しく洗うことを覚えておいた方が良さそうです。

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