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車の税金はいつ払う?

車の税金っていつ払うの?

車の税金は数種類あり、購入時に支払うもの、毎年支払うもの、車検時に支払うもの様々ですが、これらについて詳しく紹介してみたいと思います。

自動車税/軽自動車税

自動車税/軽自動車税は4月1日の時点で車を所有している人に対して、翌年の3月までの税金が課さる税金で、自動車税は都道府県に対して、軽自動車税は市町村にそれぞれ納めます。

また、車を購入する際には、その時点から翌年3月までの分を納付しますので、例えば、10月に購入すると11~3月まで5ヶ月分を支払うことになります。

自動車税は排気量によって税額が決まっており、例えば、1.0L以下で25,000円、1.5~2.0Lで36,000円、2.0~2.5Lで43,500円、4.0~4.5Lで75,500円などとなっています。

そして、自動車税の税率はグリーン化特例により、税燃費基準の到達度に応じて、購入の翌年度のみ減税されるモデルもあります。

例えば、トヨタ・プリウスの場合、1.8Lですので36,000円、レクサスLS500だと57,000円などとなります。

一方、軽自動車税は一律で10,800円と決まっており、普通車に比べるとかなり割安になっていますが、これが地方で軽自動車が人気がある理由の一つです。

また、自動車税は新車登録時からガソリン車で13年、ディーゼル車で11年を過ぎると、約15%(軽自動車は20%)高くなります。

これは、環境に優しい最新型の車に乗り替えるよう促すための措置で、平成27年から実施されています。

自動車重量税

自動車重量税は車の重量に対して課税される税金で、初回は購入時、以降は車検の時に支払います。

重量0.5tに対して2,500円課税されるシステムで、ここから燃費基準の達成度に応じて、減税されます。

例えば、プリウスの場合、自動車重量税は本来3年分で36,900円ですが、エコカー減税が適用され購入時と初回車検時は0円となり、2回目以降の車検では22,500円となります。

一方、重量が大きくなりエコカー減税が適用されないモデルは自動車重量税が高くなり、レクサスLS500だと購入時に61,500円が課税されます。

また近年、SUVが人気ですが、SUVは重量が大きいモデルが多いため、自動車重量税がかさんでしまうことがありますので、注意が必要です。

そして、自動車重量税も自動車税同様、新車登録から13年を過ぎると高くなり、18年を過ぎるとさらに上昇します。

環境性能割

環境性能割りは自動車取得税に代わって新たに創設された税金で、購入時にのみ支払います。

普通車は新車価格に対して0~3%、軽自動車は0~2%が課税されますが、燃費基準の達成度に応じて課税率が異なります。

車の税金の支払い方法

まず、自動車税は毎年5月頃に納税通知書が送られてきますので、この用紙とともに銀行やコンビニで支払うことになります。

次に、自動車重量税ですが、初回は車の代金と一緒に最初の車検が車での3年分を支払い、2回目以降は車検時に支払います。

そして、環境性能割も購入代金と一緒に支払います。

車の税金を支払わなかったときのデメリット

自動車税/軽自動車税は5月頃納税通知書が郵送されますので、5月末までに振り込むことになります。

支払いが遅れるとペナルティがあり、1ヶ月以内だと1%、それ以降は7.3%が加算されますので、なるべく早めに納付しましょう。

ちなみに、最近はクレジットカードで納付できる自治体も増えてきましたが、期限を過ぎるとクレジットカードは使えず現金のみになることもありますので注意が必要です。

また、自動車重量税は車検を受けるときに支払いますが、自動車税/軽自動車税、そして自賠責保険料を支払っていないと車検を受けることができないシステムになっています。

よって、税金を支払わないと車検を受けることができず、公道を走れないということになります。

まとめ

以上、自動車の税金について紹介してみました。

日本は自動車の保有に対して税金の種類が多くて高いことで有名ですが、購入するときに自動車税、自動車重量税、環境性能割、消費税の4つを支払う必要があります。

さらに、毎年1回の自動車税と車検の時に自動車重量税も必要ですので、車を維持するためにもそれなりの税金がかかります。

また、これらは必ず納税しなければならず、公道を走行できないというペナルティもありますので忘れないようにしましょう。

そして、近年日本ではハイブリッドカーなどのエコカーが普及してきましたが、燃費基準を達成しているモデルに対しては、自動車税や自動車重量税の減税や免税されるメリットがありますので、かなりお得になります。

これらの仕組みは大変複雑でよく分からないという人もいると思いますので、車を契約する前にディーラーでしっかり確認してから購入しましょう。

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