値上げの前に購入しよう！今購入すべき外車（輸入車）は？

外車（輸入車）の値上げ事情は

外車（輸入車）というと「新車価格は国産車より高いが、中古車では割安」というイメージがあります。

確かに、ほとんどの外車（輸入車）は中古車になると価格が下がりますが、中にはなかなか相場が下がらなかったり、むしろ新車価格よりも高くなるケースもあります。

理由はいくつかあり、新型のモデルの性能があまり良くない、需要に対して供給が極端に少ないなどが考えられます。

2～30代で外車（輸入車）に乗ってみたいという男性は結構多いと思いますが、お目当てのモデルの中古車価格が意外と高いこともありますので、そうした人気の外車（輸入車）を紹介したいと思います。

今後、値上がりしそうな外車（輸入車）は

BMW･1シリーズは今年フルモデルチェンジしましたが、今後旧型は値上がりすると思われます。

1シリーズはハッチバックのコンパクトなボディですが、旧型まではFR(後輪駆動)を採用していました。

このため、リヤシートやトランクは狭いというデメリットがありましたが、FRらしい素直なハンドリングが味わえる魅力的なモデルでした。

その一方、ライバルのフォルクスワーゲン･ゴルフなどに比べると車内の広さではかなわず、人気はイマイチでした。

そんな1シリーズですが、新型はFF(前輪駆動)となり、ライバルと比べても遜色ない居住性が確保されています。

しかし、FFはFRに比べてハンドリングなどでは少し不利ですので、旧型が見直されており、価格があまり下がらず、特に直6エンジンを搭載したM140iの人気は上昇中です。

このように旧型ではあまり人気がなかったモデルでも、フルモデルチェンジが行われると、その価値が見直されるケースは結構あります。

今が買い時の値上げの外車（輸入車）は

今が買い時と思われる中古車としてあげられるのは、ポルシェ・ボクスター/ケイマンです。

ボクスター/ケイマンはリヤミッドシップエンジンの2シーターのコンパクトなボディで、誰でも気軽に乗れるスポーツカーですが、性能はとても高いことで知られています。

現行型のボクスター/ケイマンは、2013年にデビューし2016年にマイナーチェンジが行われましたが、マイナーチェンジ前のモデルが人気です。

マイナーチェンジ前は水平対向6気筒NAエンジンを搭載していましたが、マイナーチェンジ後は水平対向4気筒・ターボエンジンに変更されました。

4気筒ターボエンジンは低回転域からトルクが出ますので扱いやすいですが、エンジン音があまり良くないというデメリットがあり、ポルシェファンからの人気はイマイチです。

このため、マイナーチェンジが行われる前のボクスター/ケイマンは、登録から5年以上経っても新車価格とあまり変わらない値段が付いている中古車もあります。

以前、ボクスター/ケイマンは911の影に隠れて、日本ではあまり人気がなく中古車価格も安く推していましたが、最近その魅力が見直され価格が上昇傾向にあります。

また、これは旧型911にも当てはまります。

旧型911は2012年にデビューしましたが、この時には水平対向6気筒NAエンジンが搭載されていましたが、2016年にマイナーチェンジが行われ、この時にターボに変更されました。

ターボ化によって、よりパワフルになり燃費も向上しましたが、「やはりNAの方が良い」というポルシェファンは多く、マイナーチェンジ前のモデルの価格はなかなか下がりません。

今後、程度の良いポルシェのNAモデルはどんどん少なくなり、価格も上昇することが予想されるので、今が買い時だといえそうです。

続いてはメルセデスベンツ・Gクラスです。

Gクラスはもともと軍用車でしたが、民生用にアレンジしたモデルで、武骨なデザインと丸いヘッドライトが特徴です。

Gクラスは日本では大変人気がありますが、供給台数が少ないために、新車価格より高い値段が付く中古車も存在します。

また、少し年式が古くても程度の良い中古車は大変人気がありますので、Gクラスが欲しい人は、気になる物件を見つけたらすぐに購入することをオススメします。

まとめ

以上、今後の外車（輸入車）の価格動向について紹介しました。

基本的に、外車（輸入車）の中古車価格は国産車に比べると下がりやすく、購入しやすい傾向があります。

しかし、1シリーズやボクスター/ケイマンのように、新型より旧型の方が性能が良く車好きに好まれるケースでは、人気が上昇し価格が上昇することがあります。

また、Gクラスのように供給台数が少ないため、中古車価格がなかなか下がらないこともありますが、これはフェラーリやランボルギーニなどの一部の超高級スポーツカーにも当てはまります。

2～30代で外車（輸入車）に乗ってみたいという人は参考にしてみてください。