外車（輸入車）の整備はどこで依頼する？
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外車（輸入車）整備の依頼先
「外車（輸入車）に乗ってみたい」と考えている人はたくさんいますが、心配な点もいくつかあり、躊躇している人もいると思います。
その一つが、車を所有する上で絶対に必要な「整備」です。
そこで、外車（輸入車）の整備について考えてみたいと思います。
まず、外車（輸入車）を新車や認定中古車で購入する場合、ほとんどの人がディーラーで整備を受けますのであまり心配はありません。
新車や認定中古車は、一定期間無料で点検や整備を受けられることがほとんどですので、車に気になる点があればディーラーに相談すれば対処してくれます。
例えば、新車の場合ほとんどのメーカーが3年間点検･費用を無料に設定していますので、この期間は修理費用の心配をする必要はないということになります。
しかし、外車（輸入車）は国産車に比べるとディーラー網が整備されていませんし、国産車よりは故障が多いので、ディーラーが近隣にないと、不便であることは間違いないと思います。
続いて、中古車の場合です。
中古車販売店で購入した外車（輸入車）でも、正規ディーラーで整備を受けることができますので、整備を依頼しても全く問題ありませんが、正規ディーラーは整備費用が高額になってしまうというデメリットがあります。
このため、中古の外車（輸入車）を乗っている人の多くは、外車（輸入車）を受け入れてくれる街中の整備工場で整備を受ける人が多いと思います。
しかし、外車（輸入車）の整備を行っている街中の自動車整備工場は少ないのが現状で、特に地方では、断られるケースが多いと考えておいた方が良いと思います。
外車（輸入車）の整備を断るのは、専用の工具やテスターが必要であったり、慣れていないというのが理由です。
よって、外車（輸入車）の中古を購入する場合、外車（輸入車）の整備ができる整備工場があることを確認してから契約することをオススメします。
整備業者の選び方
次に、整備業者の選び方ですが、やはり最も技術力があり信頼できるのは、正規ディーラーであることは間違いないと思います。
正規ディーラーの整備工場のメカニックは自社の車のみを整備していますので、数をこなしており、取り扱いに慣れています。
モデル毎の故障しやすい場所や癖などもしっかり把握していますし、修理のノウハウもありますので、安心して整備を任せられると思います。
また、正規ディーラーは必要な部品を、インポーターからすぐに入手できますので、迅速に対応してくれるというメリットもあります。
一方、街中にある整備工場の場合、1社ではなく複数のメーカーの車を取り扱っていますので、あまり専門性は高くありません。
中には1社の外車（輸入車）を専門で扱っている整備工場などもありますが、絶対的な入庫台数は少ないので、正規ディーラーほどの技術力は期待できません。
このため、専門性の高い修理は手に負えず、正規ディーラーで受けなければならないこともあります。
また、部品の入手にも、正規ディーラーに比べると時間がかかりますので、修理には時間がかかります。
しかし、街中の整備工場は正規ディーラーに比べると料金設定が低めに設定されているというメリットがあります。
このため、外車（輸入車）を長く乗っているオーナーは、これらを上手く使い分けてメンテナンスコストを安く抑えている人が多いようです。
例えば、オイル交換や定期点検などのあまり専門性が高くない整備は、外車（輸入車）でも受け入れてくれる、街中の整備工場で受けてコストを抑えます。
一方、重要な部品の交換や車検前の整備は、多少費用はかさみますが正規ディーラーで行い、車の健全性をしっかり保つという感じです。
まとめ
以上、外車（輸入車）の整備の依頼先と整備業者の選び方について紹介しましたが、正規ディーラーで購入する新車・認定中古車と、それ以外では分けて考える必要がありそうです。
まず、新車・認定中古車は、正規ディーラーで一定期間無料で整備が受けられることがほとんどですので、特に心配はありません。
一方、中古車販売店などで購入する場合は、注意が必要です。
街中の整備工場は外車（輸入車）の整備を断ることが多いため、購入する前にあらかじめ整備が受けられることを確認するのが無難です。
また、整備業者を選ぶ際にも、正規ディーラーと街中の整備工場には、それぞれ長所･短所がありますので、これらを良く理解して上手く使い分けることも重要です。
正規ディーラーはコストは高いけれど、専門性が高くどんな故障にも対処が可能で、部品が早く手に入るため、短期間で整備が完了します。
一方、街中の整備工場はコストは割安ですが、専門性はあまり高くなく、修理の内容によっては対処できないケースもあり、整備かかる時間も長くなりがちです。
一般的に、外車（輸入車）は国産車に比べると故障が多く、特に古くなるとこの傾向が顕著に表れてくる言われています。
外車（輸入車）を長期間良い状態で乗り続けるためには、信頼できる整備工場は心強い存在です。
